俳優の水谷豊さんは、ドラマ『相棒』で長く愛される存在となり、現在もなおその人気は衰えません。シーズン21には初代相棒の寺門康弘さんが復帰し、話題をさらいました。しかし、そんな水谷さんの私生活についてはあまり語られることが少ないため、今日はその背後にある、彼の前妻との関係や、現在の姿、そして離婚に至るまでの真相を紐解いていきます。
ミッキーマッケンジーとの結婚と離婚の真相
水谷豊さんが最初に結婚したのは、ハリウッド出身の女優、ミッキーマッケンジーさんとのことでした。二人の出会いは、1979年に放送された『熱中時代刑事編』の共演から始まりました。華やかなドラマの裏で、二人は急速に惹かれ合い、1982年にはハワイでの結婚式を挙げました。
水谷さんのファンたちにとっても、幸せな知らせだったはずです。
しかし、その幸せも長くは続きませんでした。結婚後わずか半年で二人は別居生活に入ります。ミッキーさんはロサンゼルス、水谷さんは東京での生活が主となり、物理的な距離が次第に心の距離を広げていったとも言われています。
離婚の本当の理由として後に明らかになったのは、ミッキーさんが流産を経験していたことです。この悲劇的な出来事は、二人の心に大きな傷を残し、結果的に別離へと導かれました。1986年、二人は正式に離婚。その後、ミッキーマッケンジーさんはプロゴルファーに転身し、現在は日本でゴルフインストラクターとして活躍しています。また、アメリカ人の一般男性と再婚し、現在は幸せな生活を送っているそうです。
伊藤蘭との新たな人生
水谷さんが最初の妻と離婚した後、出会ったのが現在の妻、伊藤蘭さんです。伊藤蘭さんといえば、元キャンディーズのセンターとして「普通の女の子に戻りたい」というフレーズでファンを泣かせた存在。
しかし、彼女もまた、引退後は女優として復帰し、そこで水谷さんと再び共演したのが『あんちゃん』というドラマでした。
二人の熱愛が囁かれたのはこの頃で、既に別居状態にあった水谷さんと伊藤蘭さんの仲が公になると、マスコミは一斉に報道を始めました。
当初、伊藤蘭さんは「家庭のある人とは関わりたくない」と強く言っていたようですが、水谷さんが正式に離婚すると、1989年に二人はハワイで結婚しました。
二人の結婚は一部で「略奪婚」とも言われましたが、水谷さんがキャンディーズの大ファンであり、伊藤蘭さんのコンサートでは泣くほどの熱狂的なファンだったことを考えると、運命的な再会とも言えるでしょう。現在も二人はお互いを「ルーさん」と呼び合い、尊敬し合う関係を続けています。30年以上の結婚生活を共に歩んできた二人には、娘の水谷趣里さんが一人います。
娘・水谷趣里の成長と父との衝突
水谷趣里さんは1990年に生まれ、4歳からクラシックバレエを習い始めました。15歳でイギリスにバレエ留学するも、度重なる怪我により夢を断念。その後は女優を目指し、2011年には『3年B組金八先生ファイナル』で女優デビューを果たしました。
しかし、父である水谷豊さんとの間に衝突が生じたのは、2018年のこと。趣里さんが主演映画『生きてるだけで、愛』でヌードシーンを披露したことが、父親として許せなかったのです。親としての立場と役者としてのプライドの間で揺れ動く水谷さんに対し、趣里さんもまた「親の七光りとは思われたくない」として芸名を「趣里」に変更するなど、独自の道を歩んでいます。
現在も親子関係に大きな摩擦が生じることはありますが、家族としての絆は強く、特に家族の記念日には必ず三人で祝うという習慣が続いています。
まとめ
水谷豊さんの人生は、華やかな芸能界での成功だけでなく、私生活においても数多くの試練を乗り越えてきました。前妻ミッキーマッケンジーとの離婚、伊藤蘭さんとの再婚、そして娘との葛藤。彼の歩んできた道は決して平坦なものではありませんが、彼は常に前を向き、家族を大切にしてきました。
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